VACHERON CONSTANTINのブティック

多くのラグジュアリー・ブランドのショップがひしめく東京・銀座の中央通りに、2014年12月9日、日本初のヴァシュロン・コンスタンタン直営ブティックがオープン。2フロア構成の広い店内には、全コレクションとともに最高のサービスが待ち構えている。

重厚にして軽快、クラシックでモダンな外観
銀座の中央通りに面したビルの1・2 階。2つのショーケースを置くファサードは、クラシック・モダンなデザインに設えられている。窓を彩る鉄の鎧格子は、さながら欧州のブティックそのもの。夜になれば、マルタ十字を掲げるメゾンのロゴがクッキリと光で浮かび上がって、銀座のランドマークとなる。

広くラグジュアリーな日本初直営ブティック

黒く重厚なファサードは、ガラスのショーケースの透明感で軽快さも併せ持つ。ここヴァシュロン・コンスタンタン銀座ブティックのクラシックにしてモダンなデザインは、老舗であり、革新的でもあるメゾンの特徴をよく表している。2フロアから成る店内の総売り場面積は、140平方メートル以上。日本初の直営店にふさわしい、十分な広さが与えられた。
一部の特別なモデルを除く、ほぼ全コレクションが揃うショーケースは、1階に集約。時計師も常駐して修理などのサービスにあたり、訪れた人は伝統的な職人技術をここで目の当たりにすることができる。
2階には、2つのVIPルームがある。壁や床に設置されたショーケースは、普段目にできないグランドコンプリケーションや歴史的タイムピースなど、定期的にテーマを変えながらディスプレイされる。メゾンに関する様々な資料も閲覧可能だ。ラグジュアリーなインテリアを整えたこれら2室は、小規模なイベントにも使われるという。
また前述した時計のフルオーダーメイド・サービス「アトリエ・キャビノティエ」が提供されるのは、日本でこの直営店だけ。メゾンの時計とサービスのすべてを、贅沢に体感できる。

 

ほぼすべてのコレクションが揃い時計師が常駐する1階フロア
奥行きのある店内は、白を基調としており、明るい雰囲気。一番奥にメインのショーケースと接客スペースとがあり、ほぼ全コレクションをその手に取ることができる。階段の下のスペースには、作業台が設置され、アフターセールス・サービスを行う時計師の職人技を実際に見られる。

贅沢に空間を使った広くラグジュアリーなVIPルーム
大小2つのVIPルームがある2階フロア。右の写真の大きな部屋は、通りから遠い建物奥にあり、喧騒を離れソファーで寛ぐラグジュアリーな空間に。上の小さな部屋は窓からの陽射しが明るく、時計をしっかりと見るのに適している。「アトリエ・キャビノティエ」のオーダーも、ここでじっくりと相談できる。

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  • 歴史

    ヴァシュロン・コンスタンタンは、一度も途切れることなく現在に至った最古の時計メゾンだ。創業は1755年。実に260年以上もの歴史を、創業の地スイス・ジュネーブでつないできた。機能と美しさを極める国際的時計メゾンの礎は、ヴァシュロン家とコンスタンタン家が築いた。
  • 複雑時計

    トゥールビヨンやミニッツリピーターなど複雑機構を自社製造するマニュファクチュール。そんなヴァシュロン・コンスタンタンの技術力は、長い歴史の中で研ぎすまされてきた。1790年に初の複雑機構を製作し、今も世界一複雑な時計の称号を持つ。
  • アトリエ

    現在のヴァシュロン・コンスタンタンは、ジュネーブとジュウ渓谷の2ヵ所にアリエを持つ。優美な意匠のジュネーブ・スタイルと、ジュウ渓谷の緻密なパーツ製造の歴史とが融合し、ヴァシュロン・コンスタンタンの時計は、スイス屈指の美と精密さとを兼ね備えるに至った。
  • 芸術性

    特別な顧客へのオーダーメイドだったり、あるいは渾身のハイコンプリケーションだったり、ヴァシュロン・コンスタンタンには、この世に1点だけの希少な時計も数多い。工芸技法を駆使したモデルも同じ模様は2つとない。メゾンの真の実力は、芸術性にも表れる。
  • ラインナップ

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