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2025.04.25
Watches and Wonders Geneva 2025 新作速報 Part.5
■ゼニスの新作
クロノマスター スポーツ 160thエディション
ゼニスは今年、ブランド創業160周年。この記念すべき節目にシグネチャーカラーの「ブルー」を採用した「デファイ」「パイロット」そして写真の「クロノマスター」からブルー3兄弟が誕生した。ブルーカラーの時計は数あれど、この「ゼニスブルー」はお見事。ダイアルだけではなく、ケースやブレスレットまでブルー一色で統一。さらに素材は「セラミック」である。セラミックは焼成するという特性上、「ブルー」を安定して表現するのが極めて難しい。ゼニスはこのカラーの開発に何ヶ月も費やしたという。限定数は周年にちなんで各160本だが、スペシャルボックスに入った3本セットも用意されている。自動巻き。ケース径41㎜。セラミックケース&ブレスレット。310万2000円。
問い合わせ/ゼニス公式サイト
■ウブロの新作
ビッグ・バン ウニコ マジックセラミック
衝撃のデビューから20年。ウブロの代表モデル「ビッグ・バン」は今年、20歳になった。ということで今年の新作はビッグ・バン祭り。中でも一際異才を放っていたのが、このモデルだ。ケース本体はブラックセラミックだが、注目はベゼル。ドット柄をデザインしたこのベゼル素材もセラミックなのである。トワイライトブルーのドットの周りは、徐々に色が濃くなっていく。つまりペイントでもエナメルでもなく、セラミックでグラデーションカラーを実現させたわけだ。このベゼルの個性に加え、スケルトンダイアルから除くウニコのムーブメントの存在感も抜群。非常に満足度の高い1本に仕上がっている。自動巻き。ケース径42㎜。セラミックケース。ラバーストラップ。世界限定20本。452万1000円。
問い合わせ/ウブロ公式サイト
■パテック フィリップの新作
Cubitus 7128/1モデル
昨年10月、突如発表され時計業界がザワついたパテック フィリップ25年ぶりの新コレクション「Cubitus」。そのラグジュアリーな角形モデルに、早くもひとまわり小さなモデルが登場した。45㎜のケース直径(10時〜4時)は、40㎜に。かなりコンパクトになった印象を受ける。搭載するムーブメントは45㎜モデルと同じストップ・セコンド機能を備えたキャリバー 26-330 S Cだが、ケース厚は45㎜ケースに比べ0.2㎜厚くなり、8.5㎜となっている。このミディアムサイズの登場により「Cubitus」は、より多くの人に受け入れられるモデルになることだろう。40㎜モデルは写真のローズゴールドケース+ブラウン・ソレイユの他に、ホワイトゴールドケース+ブルーグレー・ソレイユも用意される。自動巻き。ケース径40㎜(10時〜4時)。18KRGケース&ブレスレット。1213万円。
問い合わせ/パテック フィリップ公式サイト